落語協会の活動
2025年『謝楽祭俳句』募集
俳句募集要項
令和7年(2025年)今年も「俳句」の募集をいたします
各賞受賞の発表は後日落語協会のHPにて発表いたします
懸 賞:賞状、橘右橘師匠による入賞者の名前の一字を寄席文字色紙として、他にも素敵な懸賞を用意いたしております
兼 題:「秋雨」「南瓜」「下駄」
募集要項:住所、氏名、俳号(ペンネーム)、年齢、電話番号、メールアドレス
募集〆切:8月31日(日)必着、投句無料、メールまたは郵送
メール宛先:sharakusai-haiku@kingpro.co.jp
メールには2025年謝楽祭俳句募集と記してください
郵送宛先:〒110-0005 東京都台東区上野1-9-5
一般社団法人落語協会内
2025年謝楽祭「俳句」係
注意
「秋雨」(あきさめ、しゅうう)は秋の季語です。秋に降る長雨の事を言います。「笠碁」はこの秋雨が背景にあります。秋霖(しゅうりん)、薄梅雨(すすきつゆ)とも呼ばれます。夏の暑さから秋の涼しさに変わる時期に、秋雨前線によってもたらされる長雨のことで、梅雨の時期の雨とは異なり、しとしとと降り続く様子が特徴です。どこか寂しげで物悲しい印象を与える季語です。
「南瓜」(かぼちゃ)は唐茄子、南京ぼうぶら、栗南瓜など呼び名は色々、夏の間に大きな黄色い花をつけた後に秋に実を結びます。人の頭ぐらいあるものが畑にごろごろ転がっている様子はどことなくユーモラスで「かぼちゃ屋」「唐茄子屋政談」など落語の中に幾度となく出演する中秋の季語です。
「下駄」は一般的に夏を連想させる履物で浴衣を着る際に下駄を履くことが多いことから、夏の季語として認識されています。しかし、下駄は一年中履くことができるため季語としては夏に限定されたものではありません。例えば、「雪下駄」のように冬の季語として使われることもあります。怪談噺の「牡丹灯籠」池之端七軒町に響くカランコロンの下駄の音はまさに夏の季語でに
今年も謝楽祭らしい落語の世界ならではの秀句を詠んでご応募ください。お待ちしております
選者 金原亭世之介 「河」「かいぶつ」同人 公益社団法人俳句協会会員 大正大学客員教授